戯言ポイズン

140字では終われない

※これは小山慶一郎くんへのファンレターの下書きです。

慶ちゃんはね、

自分のこと言わなすぎ。

それが苦手ならさ、

仕方のないことなんだけどさ。

無理に話せとも言わんしさ。

自分たちが歌ってる曲の歌詞に、

「他人に言えないこと 言わないこと

胸にあるだろう」ってあるしな。

まさにそのツアーで歌ったばかりだしな。

それを歌い続けてるからこそ、

余計にどうしようか迷ったのかもね。

でも言うも言わないも、

どちらが正解なんてことはないし、

それよりも何よりも、

かっこ悪いなんてことはないんだよ。

昨日、

ああやって自分のことを、

正直に話してくれて凄く嬉しかった。

ほんまはめっちゃ心配で、

あの話をした瞬間の表情が、

とっても不安そうで……

「僕はもう歌えないからサヨウナラ…」

って言い出すんかと思って(笑)

実は手の震えが止まらんかったのだけれど、

まあそんなことではなくて、

自分のことを言うのが苦手だから、

こんなこと言う自分は弱い、

かっこ悪い、

嫌われてしまう…。

って思ってしまったのだろうな。

多分な。

本当のことは分からんけども。

怖かったな。

緊張したな。

でもこちらとしては、

慶ちゃんが勇気出して話してくれて、

心の底から嬉しかったんだよ本当に。

慶ちゃんの本音の、

あれはほんっとに小さな…

極小の欠片の一部分かもしれない。

それでも、慶ちゃんが、

がんばって話してくれたことに、

価値があるよ。

話してくれてありがとう。

新たに与えられた歌割りも多くて、

絶対プレッシャー感じてるやろうな…って、

ツアー当初から思ってたけど、

それでもやり切ってくれたね。

めっちゃくちゃかっこよかったんだから!

上手いとか下手とか、

正直そんなことは大した問題ではなくて、

慶ちゃんが生きて息を使って、

一生懸命歌って熱を伝えてくれた。

伝わったよ。

歌って気持ちだからさ。

わたしさ、

NEWSのライブに、

上手い歌聞きに行ってるわけじゃないの。

基本スタンスとしては、

大好きな人に会いに行ってる!だから。

悔しい気持ちはね、

自分にしか分からんし、

それをわたしは、

そんな風に思うことはない!

…って言えないけどさ、

悔しいと思うならさ、

しっかり時間かけて喉治療してさ、

またがんばろ?

NEWSにも色々あった5年間だけど、

慶ちゃん自身にも、

色々あった5年間だったからさ、

正直もう小山慶一郎が、

NEWSとして存在していることが、

わたしとしては奇跡でしかないの。

アイドルの道を選び続けてくれて、

NEWSとして存在していてくれてることに、

感謝しかないわけ。

だからさ、

個人的にはたまにではなく、

365日24時間営業年中無休で、

いつでも小山慶一郎を抱きしめる準備、

出来てるわけよ。

存在してくれてありがとう!

いつもがんばってるね!

ツアーがんばったね!

バラエティおもしろかったよ!

コメント最高だったよ!

って褒め称えて抱きしめて、

ちょっと今日疲れた?

こっち来て休む?

OK!

がんばったがんばった!

…って抱きしめて、

よしよししてあげていたいわけ。

でもまあ物理的にそれは無理なので(笑)、

慶ちゃんのことを、

いつも思ってるファンがいるよって、

いつだって心に寄り添ってるよって、

心の片隅にでも置いといて頂く為に、

なんとかして伝え続けてあげたいです。

慶ちゃんが思ってる以上に、

小山担って慶ちゃんのことを、

それはもう重い重い愛で、

想い続けてると思うのね。(笑)

そしてそんな小山担が、

全国には大勢います。

ちょっとやそっとでは、

なくならないよこの想いは。

だからさ、

怖がらずにさ、

いつでも相談してな?

…って感じよ。

全部受け止める覚悟は出来てる。

だから言えることは言ってくれてOK!

甘えておいで。

慶ちゃんの居場所が、

わたし達の居場所であるならその場所は、

慶ちゃんの安息の地であるべきだと思うからさ。

わたしたちはその居場所を守るだけです。

全力で守ります。

NEWSを3人が守ってくれたように。

ありがとう。

これからもずっと大好き、

はい。

これ多分冷静に後日読み返したら、

めっっっっちゃくちゃ恥ずかしいんやろな。

でもなんかこの気持ちを残しておきたくて、

慶ちゃんみたくわたしも素直につらつら書きました。

これをいい感じにまとめて、

お手紙書こうと思います。(笑)

下書きを読んでくれた皆さん、

どうもありがとうございました。

今ここにあるファンタスティックな愛 

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長かった。とてつもなく長かった。
6月7日から今日まで。


エモーショナルな気分に浸りたいわけじゃないけれど、当日を迎えるまでに、今までと、そして今の私の気持ちを書き留めておきたいなと思った。
 
私がNEWSに、彼に、本格的に堕ちたのは2年前。スタートはSMAPKinki Kidsであるわたしのジャニオタ人生、気付いたときにはYou&Jの民に。発足時は関ジャニ∞に重きを置くファンだったものの、合同FCだった為にNEWSのライブも行ったことはあった。

そこで彼の姿を見ても、顔めっちゃタイプやな~と思うくらいで、どこかグループとしてはガッツリ沼にいけぬまま、月日は経過し、いつの間にかじゅううん年…関ジャニ∞を降り、ジャニーズWESTを追っかけていた。

そんなジャニーズWESTは夏ソングが多く存在するのにも関わらずほぼ夏現場がなかった*1。2年前夏私は暇を持て余していた。

そんなある日、突然私の友人が24時間テレビの影響で4人のNEWSに陥落。「4人のNEWSもめっちゃいいから!」と美しい恋にするよの円盤を半ば強制的に貸してくれ、軽い気持ちでDVDを再生した。
オープニング、白衣装で出てきた彼を見て、
 

 


「あ、好き」
 

 


開始数分たらずで堕ちた。

彼、小山慶一郎に。*2
 
そしてフルスイング歌唱前の挨拶へ。


NEWSが4人体制になった当時は私は関ジャニ∞のファンだったので、関ジャニ∞側のことばは聞いていたが、NEWS側のことばは正直きちんと聞いたことがなかった。

だから、このDVDを観て初めてNEWSのことばを聞いて、彼のことばを聞いて、NEWSはこんな心境だったのか…と衝撃を受けた。

そりゃそうだ。超ド級エースの2人が抜けたグループ…。私がもしその当時からのファンだったら絶望でしかない。

 
「もう辞めろと言われたこともある」
 
彼は涙声で話していた。
「そこまで話すんだ、ファンに…。」そう思った。でもきっと話す理由は、彼らのファンへの深い“愛”があったからだろう。誰がどう見ても非常に厳しい局面の中グループを残せたのは、NEWS本人たちのグループへの、ファンへの“愛”。そして応援してくれるスタッフへの、そして何よりもNEWSファンの、NEWSへの“愛”だと思った。この公演のDVDを見て、“愛”は勝つんだと強く感じた。感じさせてくれた。当時の彼らや、この頃のファン(この頃以前含)の方たちの“愛”のおかげで、グループは存続し、私は4人のNEWSの魅力に気付くことができた。

そんな彼らの、“愛”がある故の素晴らしいパフォーマンスや演出の数々に、ファン歴は浅くとも、休むことなく魅了され続け、完全に沼堕ちした私、めでたく現在掛け持ちをやっている。

ありがたいことに微妙且つ絶妙に当方担当グループたちは現場時期がズレていた為、暇を持て余すことなく良い意味で忙しくさせてもらっているし、ジャニーズWESTの現場がない時期でも気持ちが落ちることなく楽しく人生を送らせてもらっている。

個人的には私生活上でも精神的に何度も何度も救われた。*3
 
そんな中で昨年春のツアーの最中、まあ、諸々あった。(突然の割愛)*4
当時もわりと「ウッ…」と思うことはあれど、右から左に受け流せることの方が多かった。

その期間を終え、今年は何事もなくツアーを終えることができて、心底ホっとして、さあ15周年だー!と意気揚々としていた今年の6月、

事は起きた。

 

 

 

 

 

 

 

正直「またか」と思った。

しさし、6月7日という日がきて、

その日起こった現実に、

なんかもう…ただただやるせなくなった。

何が真実で、何が嘘なのか…。

流れる情報にはとにかく翻弄されまくったし、SNS上で吐き出される様々な感情に対して右から左に受け流せなくなっていたこともある。

抱く感情は本当に十人十色、千差万別で、それらの感情を否定することはしない…というか、私にそんな権利はない。それはわかっている。ただ、行き場のない悔しさや悲しみや怒りや呆れの感情に、なんでこんな苦しまなあかんのや…って、私には理解し難い実情や様々な記事に関して、気にしなければいいのに気になって記事を読んで、やめときゃよかったって結局メンタルやられてる弱い自分が嫌になった日もあった。

 

 

 

 

 

 


それでも、一度も彼のことを嫌いだと思うことはなかった。

 

確かに、自分がこんなしんどい思いをしている発端は彼にある。

彼はやってはいけないことをしたかもしれない。一社会人として、30オーバーの大人として、自分の置かれた立場をもっともっと弁えて行動すべきだったと思うし、考えが甘すぎるとも思ったし、もうちょっと自分を大事してくれー!とも、それら踏まえて反省してくれー!とも思った。だけど、嫌いになんてなれなかった。

それは、彼の、彼らの、“愛”に溢れたライブを直に観て、届けてくれた“愛”を肌で感じていたからだ。
そこには嘘偽りはなかったと思っているし、私はその“愛”を信じていたからだ。


私はタレントの私生活に関しては、ステージ上でしっかりとファンを楽しませるというエンターテインメントにおける責務を果たしてくれるのであれば、さして気にならない。噂が横行していた昨年だって、彼らは素晴らしいものを見せてくれたし、今年5月まで続いたツアーだって、昨年が最高傑作かもしれないと個人的には思っていたにも関わらず、それと肩を並べるような…否それを超えるような仕上がりで、本当に本当に素晴らしかった。しかも個々の激務の中で、だ。よくあれだけのクオリティで仕上げてきたなと感服した。

また、ファンが心を込めて作った団扇に対しても、彼はひとつひとつしっかり時間の許す限り見てファンサービスしていた。そのときの彼の幸せそうな、楽しそうな、嬉しそうな顔たるや…。嘘偽りで人ってあんなに破顔できるのかな?と思うくらいだった。ありがたいことに、私も今回のツアー中、距離的に団扇が彼の視界に入る席につくことができたのだが、私の団扇をしっかりと見た彼が、それはもうクシャックシャの、それでも本当に優しい笑顔になってくれたのだ。あの笑顔は嘘ではないと私は思っている。あの笑顔を見ておきながら、嫌いになんてなれるわけがないのだ私は。

 

 

 

 


2016年末SMAPが解散して、今年の関ジャニ∞のライブには渋谷すばるがいなくて、私の中の絶対が絶対じゃなくなって、世の中には“絶対”なんてないんだとこれでもかってほど感じたけれど、ライブ中の彼の笑顔やパフォーマンスやことばに、絶対嘘はなかったと私は思っている。そこには“愛”が確かに存在していたと私は感じている。
昨年から本当に色々なことがありすぎたからか、流れ続ける様々な情報や感情に、最早何を信じたらいいのか分からなくなりかけていたけど、自分が実際見て感じたことくらいは信じたい。自分の感情を否定したくない。
それが私やし。
 
今回のことで離れていったファンもいるだろう。不快感、嫌悪感、怒り、失望、様々な感情をもって見限ったのだろう。
それはそれで仕方ないし、どうしようもないことだ。
起きてしまったことは誰にも変えられない。
残念ながらやり直すこともできない。
受け入れるか、或いは、見切りをつけて捨てるか。

選択をするのは自分だ。
 
私はただ受け入れる選択をしただけ。それでも自分だけで抱え込むのはあまりにも苦しいときは、共感してくれたフォロワーさんたちや、友人たちと共に前を向くようにする。これが私の答えだ。

 
批判的な意見をたくさん目にしても、それでもただ彼が、彼らが好きだった。だったらもう応援するのみだ。彼が、NEWSが、私の人生を明るくしてくれている一人であるから。その光は出来ることなら失いたくないし、応援していきたい。


 
勝手に選んで、勝手に好きになった。
だから見返りは求めない。
ただ応援させて欲しい。
だから彼には、彼らには、
応援できるステージの上にいて欲しい。
身勝手な思いかもしれないけれど、
本当の彼らのことなんて知らないことの方が多いけれど、それでもステージの上でアイドルとしてプロとして輝いている姿があってファンを思いっきり楽しませてくれるのであれば、私はそれだけで充分だと思う。
 

 

 

 

 


彼は失敗をした。
その所為で世間の彼への風当たりはまだまだ厳しく重篤だ。失ったものは大きい。
これから踏ん張って努力していかなきゃならない。信頼を取り戻すことは相当難しく果てしない道程だ。
けれど失敗しない人間なんていない。
大好きな人が失敗を犯してしまったら、ちっぽけでもいいからそれを支えられる存在でありたい。彼がこれから先の未来を切り開いていけるように。「大丈夫だよ、がんばるんだよ」って背中を押したい。
ステージ上での彼の“愛”を信じたからできる。
その“愛”はきっと勝つことができる。
勝つ“愛”はある。
だって彼らは一度勝ってるじゃないか。
 

 


“ 僕らは『勝ったんだ』 ”
 

 


わたしがNEWSの楽曲の中で一番好きな「4+FAN」の一節だ。
今彼らは「ありえない夢の続き」を見せてくれているし、きっと明日、味の素スタジアムでも見せてくれる。“愛”が勝つところを。
そして高らかに歌ってくれると思っている。
これでセトリに入ってなかったら笑ってね(笑)
多分ある!絶対なんてものはないと絶望していたけど、これだけは絶対ある!と言い切れる。
 

 

 

 

 


ああ、こうして思い返して書いていたら落ち着くかと思ったら全然そんなことなかった。好きという気持ちが膨れ上がって高揚していくばかりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 


手越祐也が大好きだ。

加藤シゲアキが大好きだ。

増田貴久が大好きだ。

 

 

 

 

 

小山慶一郎が大好きだ。

NEWSが大好きだ。

 

 

 

 


今のこの私の気持ちに嘘は一切ない。
彼らが必死で残したグループ、当時彼らのファンが必死で残してくれたグループ、残してくれたから今このグループを好きになれた。

ありがとうNEWS。
15周年本当におめでとう。

明日明後日は楽しい楽しい最高の日にしよう!

行くぞ!縦横無尽で最高にHigh!

そうさ俄然最強でハイパーじゃない!?

FAN GOTTA LOVE

4!

祭りじゃ祭りじゃ~~~~~~~~!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:今もだけど!野外ライブやろーよー!

*2:美恋円盤を貸して貰う前にWhiteの円盤も一緒に見たのだが、その際には堕ちなかったのにな、おかしいな。顔はタイプなのにな。やっぱチャラいミテクレが好きのか私。

*3:勿論ジャニーズWESTにも救ってもらってます。

*4:当時の思いに関しては昨年6月のNEVERLAND感想の記事にも書いているので。

舞台「アマデウス」備忘録という名の感情論爆発地点

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松本幸四郎の舞台に出演すると聞いて正直驚きはありませんでした。すごいね!やったね!とは思いましたが。理由としては、わたしが彼のファンになる前から、舞台における彼の演技の評価はすこぶる高かったから(ブラッドブラザーズの感想を読み漁ってた時期にそれは感じました)。また、ブラッドブラザーズに足を運べなかったブラブラ亡霊としては、今回やっと生で桐山照史の演技が観れることがとても嬉しくて嬉しくてしょうがなかったです。

 

ライブツアー中に発表された為、MC中そりゃ話題にもなりますわな。メンバーに「すごいな~」と言われたりファンに「おめでとう~」と言われたりする中で、彼が笑いながらも「めっちゃプレッシャー!」と発したこと、そしてその表情がわたしは印象的でした。MCのみならずラジオでもポロッとこぼしていたこともありました。彼もプロですから、別にこんな一ファンが不安になることもないし、ただ黙って応援してればいいんですけど、やっぱり彼の不安はこっちにも伝わってきてて、大丈夫かな…大丈夫かな…と思ったことは数知れず。ただ、何故か、多分すごいものを見せてくれるという期待と、その期待通りに彼は演りきってくれるんだろうなあ~という思いはしっかりありました。

 

結果、彼はわたしのそんな思い以上に素晴らしいものを見せてくれましたし、彼の演技力だけでなく、共演者に愛される人柄含め、更に更に好きになってしまいました。

千穐楽から2週間以上経つのになんやかんやで感情はまだ落ち着いていないし、思い出す度に胸は熱くなるし、ふとした瞬間にセリフが頭の中を過ったりします。文章力や考察力が乏しいのでみなさんが書かれているような風には書けないと思いますが、わたしが感じたことを、備忘録として本編を辿りつつ、感想として書ければと思います。セリフはニュアンスで書いていますので一字一句同じではないと思いますが、お許しを。多分長くなると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず聞こえてきたのは、「アントニオ・サリエーリが、30年前モーツァルトを殺したのは自分だ、許せキミの暗殺を…などと夜な夜な叫んでいる」という噂話。そこへ松本幸四郎扮する老爺のアントニオ・サリエーリが姿を現し、客であるわたしたちを“未来の亡霊たち”と称し語るところから物語を始めていきます。“つかみはOK”とはまさにこういうことなんだろうな、と思わせる出だし。重い話がこれから始まるのかと思いきや、「まずみなさんに懺悔しなければいけないことは、食い意地だ」とお菓子を食べ始めるのです。客たちはついクスっと笑ってしまいます。公演前、映画アマデウスも観たことがなかったわたしが持っていたサリエーリ情報は、“モーツァルトを、社会的、精神的に追い詰め、直接的に手を下したわけではないが最終的に死に追いやったとんでもない奴”だったので、なんやこのちょっとおもろい爺さんは…と、緊張気味だったわたしの強張った肩からは力が抜けました。

そしてここからは、恐らくたくさんの方がおっしゃっているので、ここで語るのも今更感はありますが敢えて言わせてもらうと、老爺から30代の若かりし頃のサリエーリに一瞬にして変わるところがすばらしすぎて最初鳥肌が立ちました。世界観も、古ぼけた館の暗い一室から、煌びやかな王宮の明るい一室に変わります。ここで観客から一斉に拍手が起きるのですが、歴代のアマデウスも恐らくそうだったのかな?でも納得の拍手でした。思わず拍手しちゃいますねあの演出、そして幸四郎さんの演技は。で、諸々の人物紹介やらもサリエーリがやってくれたので、誰がどういった地位なのか、どういう立場なのかが非常に分かりやすかったです。そもそも事前勉強とかまったくしてなかったので、かなりありがたいポイントでした。そして諸々あって、王宮にモーツァルトが来るよ~って話になり、いよいよ桐山モーツァルトの登場。

 

「にゃああ~~~~~~お~~~♡」

 

!!??

 

「にゃおにゃおにゃおにゃおにゃおにゃあ~お~♡」

 

!!!???

 

「(ピアノの椅子に飛び乗り)爪がにゅっ♡爪がにゅっ♡

(コンスタンツェ目がけジャンプ!)ぅわっは~~~♡♡♡」

 

いや、あの、破天荒で下ネタが多いよ~とは本人から様々な媒体で見聞きしていたがこんな登場になろうとは…!!!まあ大体の桐山担はここで死にかけましたよねそうですわたしもです。妻のコンスタンツェ(この時点ではまだ妻ではない)と、ちょっと卑猥で幼稚な言葉を口走りながらとにかくイチャイチャ楽しそうにする桐山モーツァルト。ただ、わたしは彼の口から発せられる、お○っこやう○こ等の言葉が、何故か下品に聞こえませんでした。そしてふざけ倒していたかと思えば突如イケボで、「結婚して?」とか言うから大体の桐山担はここで以下略。

一気に観客たちが桐山モーツァルトの世界に引き込まれてしまう雰囲気が最高に楽しかったです。にゃおにゃお言いながらはけていった後も残る観客の楽しそうな笑い…。いいぞいいぞ桐山モーツァルトいいぞ!!!

その一部始終を、隠れて見ていたサリエーリは息も絶え絶え。「これが噂の天才モーツァルト!?!?」という驚愕の表情。

 

そしてサリエーリとモーツァルトが宮廷にて初対面。サリエーリがモーツァルトの為に作った歓迎の曲を、静かに聞くモーツァルト…と思いきやモーツァルトはじっとして聞くことができないのか、リズムに合わせて笑顔でステップを踏み始めたりして、一緒にいたお偉いさん方に「シーッ」とされます。ここで踏むステップの軽さ…アイドル桐山照史が出て桐山担は「可愛っ…」ってなったんじゃないでしょうかそうですわたしです。演奏が終わり拍手。この拍手の演技がとっても子どもっぽくて、この後年齢を重ねていく桐山モーツァルトと比べると、年齢の差を演技としてどう見せるかが非常に分かりやすい箇所だったかな。プラス、サリエーリの凡庸な曲を少々小馬鹿にするようなまるで幼稚園児のような拍手だな…と感じるところもあり、年齢がまだそこまでいっていないこともるけれども、色々と裏を考えてしまった箇所でしたね。

そして、お偉いさん方に会えて光栄だ~とお礼をし、一番お偉いさん(皇帝)には、手に100万回のキス!(ここで出る皇帝の「くすぐったい…そう興奮したもうな」というセリフがわたしはとても好きです。笑) そして、情熱大陸でもありましたが、「はい!いいえ…いいえ…はい!いいえ!はい!はいですぅ~」の演技がこのあたり。多分ここの演技は日によって違いますよね。彼は稽古の映像で「めっちゃムズイ~」と言っていました。確かにわざとらしい演技になりがちな部分ではあると思うけど、自然な流れでおもしろくできていたとわたしは思いました。遊ぶ日もあったりして。初日、松竹座2回、千穐楽と、計4回観ましたが、全部違ってて面白かったです。

そしてお偉いさん方は去っていき、サリエーリとモーツァルトの二人きりになります。モーツァルトは先ほどの曲をすぐ覚えてピアノ演奏を始めるわけですが、「ん?ここ…うまくいってないね…」と勝手に編曲を始めます。そして「ああ…良くなった」と楽しそうに笑うのです。人が作った曲をいとも簡単に変えてしまったのです。めちゃくちゃ無礼な行為だけど、これはモーツァルトの音楽への純粋な思いがあるが故、そして才能があるからこそ成せる業。サリエーリはここから既にモーツァルトのこの才能は脅威の存在であると思い始めていたんでしょうね。そして「これ(サリエーリが作ったモーツァルトの為の曲の譜面)ありがとう!!!ギャッハハハハハ~~!!!」と去っていくモーツァルト。「この時かな、彼を殺そうと思ったのは」とサリエーリ。その気持ちわかるぞ。(笑)

 

登場からここまでのモーツァルトですが、宮廷という重厚な雰囲気を、破天荒な天才児がしっちゃかめっちゃかにしていく様子が、とてもテンポよく進められていって、彼の“陽”部分が全面的に生かされたシーンだったなあと思いました。

 

そして色々あってモーツァルトのお父さんの反対に背いて(モーツァルトの中で父は絶対的存在でした)結婚したモーツァルトとコンスタンツェですが、宮廷のどこの馬の骨かもわからん男たちとコンスタンツェがテーブルの上で、木の棒をドレスの中につっこみ足に沿わせあわよくばアソコをツンツン?的な破廉恥なゲームをしているところを見つけてしまい、

 

「何をしているんだ! 

テーブルから降りなさい!」

 

と、ドスの効いた声で真剣に怒るのです。今まで出てきていたお茶目なモーツァルトとはまるで別人。そこで一瞬ドキっとしてしまったわたし。わたしも怒られたい。

 

「お引き取りを…

 どうぞ!……お引き取りを…」

 

ここの声の圧の加え方と抑え方と間の取り方、最&高。

怒っている雰囲気がめちゃくちゃ伝わってきたし、会場も一瞬ピリつきます。でもその男たちがいなくなった後、奥さんに対しても怒っているけど優しい口調で話しかけるモーツァルトも印象的で、会場はまた和みました。奥さんのこと大好きで優しいんだねってのが口調の強弱の付け方からわかるシーンだったかな(後で妊娠したコンスタンツェへの接し方でも感じましたがそれは後ほど)。夫がいる身でありながら他の男とすけべなゲームをしていたコンスタンツェに対し、「僕に恥をかかせたんだよ!この僕に!」とモーツァルトはぷんすこ怒ってましたが、「恥をかかされたのはこっちよ!生徒に手を出したりして!これだわ~~~サリエーリさんとこには生徒がつくのに、あなたに生徒がつかないのは!サリエーリさんは生徒をベッドに引きずり込んだりしないもの!」と逆に怒られタジタジ…しかしへこたれないモーツァルト

 

「だってあの人もうダメなんだもん…。もう、勃たないんだもん(イケボ)」。

 

ここで毎回楽しみにしていたのが、男たちが持っていた木の棒をモーツァルトが持ち、ち○こに見立てる“棒ジェスチャー”。

 

「あの音楽は勃たない奴の音楽さ。

だが少なくとも……僕は勃つ…(イケボ)」

 

「僕は勃つんだぁ~~あ~あ~あ~(ビブラート)♪」と歌ったり、ここも日替わりで遊びをいれてきて、わたしがアマデウスの観劇の度に楽しみにしていた箇所でした。続けて棒で遊びふざけ続けるモーツァルトに、ついにコンスタンツェは泣き出してしまいます。ここのモーツァルトの慌てっぷりも実に子どもくさくて良かった。「僕は君に泣かれるとどうしていいかわからないんだ…!」と、モテてたくせに泣いてる女の扱い方は下手くそな子どもなモーツァルト。ただ、すぐ持ち前の茶目っ気さで「泣き虫スタンツェおならがぷう~♪」などと歌い出し、なんとかウケを狙ってコンスタンツェが泣き止むように仕掛けます。実際問題こんなことされたらまじブチ切れると思うんだけど、そこはお互いバカップルなのでこれでいいんでしょうね(酷)。そしてここからが更に見どころ、イケナイ僕にお仕置きをしてってことでコンスタンツェに木の棒を渡す桐山モーツァルト

「(この棒で)お尻をぶって!」そして四つん這いになる桐山モーツァルトは客席に顔を向けてもう一度言います。

 

さあ!ぶって!(とてもいい顔)」

 

(バシッ!)「あ~~ん♡」

 

(バシッ!)「ああ~~~ん♡」

 

なにを見せられているんだわたしは…と思いながらも、ウッ…照史くん…その声最高…!!と心の中では大興奮していましたごめん。モーツァルトは、自分がぶたれることで好きな人の気が晴れるならそれでいいと思って、ぶたれてたんでしょうね。決してマゾではないと思うので。その後その様子をまた見てしまったサリエーリとなんやかんや話して、「玉突きしません?」と棒を持ったまま腰を振り突き出し誘うところも、照史くんがアイドル業で培った(?)賜物が存分に出ていて最高でした。

 

そして後日、コンスタンツェはサリエーリに、モーツァルトに仕事をくれるよう、一人でサリエーリの自宅へモールツァルトの楽譜を持っていきお願いします。ここでサリエーリはまたモーツァルトの才能を見せつけられ愕然とするわけです。「あの人(楽譜の)写しはとらないんです。どれも一部きりで…。」と、書き直した痕がまったくないキレイなモーツァルトの譜面を見ることによって。「モーツァルトの音楽は頭の中で既に完成している。あいつはただ…頭の中に流れている音楽を紙に書き留めているだけに過ぎない」と、モーツァルトが本物の天才であることを突き付けられます。

幼少期、「主よ、我に名声を与えたまえ、その代わり、あなた(神)の為に尽くします。欲を捨て、世の中の為に生きます。」と懇願したサリエーリ。その神に地位と名声は与えられたものの、自分が愛した音楽の才能は与えられず、ただ、才能ある音楽を聞き分けられる“耳”のみが与えられたに過ぎなかったことに気が付き、今まで自分が信じてきていた神に裏切られていたのだと実感します。

「いいか!!!神を嘲るなかれだと!?人を嘲るなかれだ!!」というセリフがあるように、この日を境に、今まで信仰してきた神を“敵”にしてしまいます(サリエーリが勝手にそうしちゃうだけだけど)。まーーーーここのシーン、観ていてかなりしんどかったです。今まで自分が信じてきたものに裏切られたんだもの。そりゃしんどいですよね。あと、こういうシーンって多分宗教的観点から観るのも味わい深いものがあるんだろうな~って思いました。サリエーリは今まで信じてきた神をいきなり敵にしちゃうんですからね。キリスト教徒の方から観てどう感じたのかも知りたいです。淳太くん、どうだった?

自分が欲しかった音楽の才能を、神は、モーツァルトに与えたがしかし、そのモーツァルトの才能が分かるのは自分だけだという優越感も、サリエーリにはありました。モーツァルトの音楽が素晴らしいものだとわかっているのは自分けだという優越感。そして、多分そのモーツァルトを生かすも殺すも自分次第だということも、彼はわかっていました。だからこそ、神に戦いを挑めたのかな…とも思います。神が選んだモーツァルトに実際接触でき、どうにでもできるのは、モーツァルトを選んだ神ではなく、自分だから。

 

戦いを挑んだところで1幕は終わり、2幕からは、モーツァルトの風貌も変わります。その風貌がべらぼうにかっこいいんです。茶髪ロン毛をリボンで結んでて…!

 

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やだ可愛い似合う聞いてな~~~い!!!!

1幕はド派手な衣装とカツラだったんですけど、2幕以降からは貧乏になっていって(サリエーリのせいも若干ある)、衣装が質素になっていくんですけど、その中間あたりが2幕はじめなんですけど、とってもかっこいい。この衣装で宮廷で「音楽ってのは凄いんですよ!!」と、音楽、オペラの素晴らしさについての長セリフをブワーーっと喋り続けるのです。ラジオで「台本辞書くらいあったで!」とのんちゃんが言ってたなかな?忘れちゃってすみませんなのですが、ここ本当に膨大な量のセリフでした。早口で言うところもありました。それをわたしが観た限りでは1回も噛まずに…しっかりとモーツァルトとしての演技を交えながらやっていて、観ていて「ふわぁ…」と圧倒されてしまいました。そして、「僕っていい奴なのに、どうしてみんなからノケモノにされるんだろう…(お顔を横にコテン)はぁ…」というセリフのときの喋り方と顔が最上級に可愛かったです。お顔コテンってするときも、毎回違ってて、「はぁ…」って溜息つくバージョンもあったりそうでなかったり…まあどっちにしろ可愛かったんですけども。このへんのセリフの抑揚とか緩急の付け方、素晴らしかったなあ。天真爛漫で活き活きとした姿は彼には適役だなあと思いました。サリエーリがまたもモーツァルトの才能に驚愕する姿も印象的でした。「やっぱりこいつは天才だ」と、ここでまた強く思ったんでしょうね。わたしは「天使がいる」と思いました。天からの使い=神からの使い…、あながちサリエーリと共感するところもあったのかも。でもでもでも、人間らしいオペラを書きたかったモーツァルトはやはり人間くさいところもしっかりあって…。まあ天才とか神に選ばれた…とか以前に、モーツァルトはただ純粋に音楽が好きだっただけ…なんやろなあ…至極単純なことだったのになあ…。

 

やがて、かの有名な“フィガロの結婚”が完成し、演奏会が開かれます。サリエーリが「“フィガロの結婚”…諸君には(その素晴らしさの)説明は不要だろう…説明せずとも、己の耳で聞くことになるのだから。」とわたしたち“未来の亡霊”に、モーツァルトの絶対的才能には敵わない凡庸な音楽しか書けない自分と比べて語り掛ける姿は、苦しく切なく、胸が締め付けられる思いでした。しかし皇帝やその他お偉い様方の好きなタイプの音楽ではなかった為、モーツァルトはまったく評価されません。その才能が分かっていたのは、サリエーリのみ。皇帝に「うまくなったな!モーツァルト」とお世辞と丸わかりの評価をされ、モーツァルトは落ち込みます。

 

「サリエーリさん…僕上手くなったと思います?」

 

「これはねぇ……オペラの最高傑作ですよ。

 こんなの、ほかの誰にも書けやしない…。」

 

仕事もなく評価もされず自暴自棄になりながらも自分の才能だけは決して疑わないモーツァルトの音楽に対する純粋で真っ直ぐな心、そして目、にここでまた引き込まれます。因みにわたしが一番好きなシーンはここだったりもします。「これはねぇ…オペラの最高傑作ですよ」。この一言。ここがモーツァルトの音楽の才能に対する絶対的自信が一番表れていると思うのです。ここまで自信たっぷりに言えるのって本当に羨ましい。わたしにはここまではっきり断言できるほど秀でるものがないから。本当に自分の才能が素晴らしいと思ってるからこそ言えることば(まあこれを人前で言うことについては社会性に欠けているかなあとは思いますが)。職場で上司に「これでいいのか自信がないんですよね…」と相談してアドバイスをもらうとき、「きみのこういった方向性は間違ってないから、もうちょっと自信持ちなさい。」と言われます。ああ、わたしもこれくらいの自信が持てたらなあ…と羨望の眼差しでモーツァルトを観ていました。それくらい、桐山モーツァルトの自信家の演技に引き込まれていたんでしょうねわたしは。

 

そうこうしているうちに、モーツァルトの絶対的存在であった父が死にます。絶対的存在がいなくなったことで、サリエーリはその父の代わりになってやろう…モーツァルトの揺るぎない存在となってやろうと目論んだのかわかりませんが、「わたしが君の味方だ」と言わんばかりに、モーツァルトと抱擁を交わそうとしますが、モーツァルトはその抱擁には応えず、亡き父の姿を重ねてまた曲を書きます。これまでも、サリエーリはモーツァルトとハグしようとする瞬間があったのですが、モーツァルトは絶対にハグせずはぐらかしてきました。コンスタンツェも「サリエーリには気を付けろ!と彼に言われた」的なことを言っていました。心が純粋であるが故、サリエーリはそうではないということが直感的に彼にはわかっていたのかな。自分が高い地位につけないのはサリエーリに邪魔されているせい、「サリエーリの差し金だ!」とも言っていましたし、サリエーリが助けてくれる度に(これはサリエーリの策略が失敗して偶然良い方向に向いただけなんですけど)「良い人だ~!助けてくれてありがとう!」と言いながらも、サリエーリと良い関係を持とうとはしていなかったのでしょうね。まあ劇中ではモーツァルトを追い詰めていく存在だし、当たり前か。

 

仕事も地位もないモーツァルトは更に貧乏のどん底へ。生活も荒れ果てていき酒を片手に…しかし作曲をすることはやめないモーツァルト。妊娠したコンスタンツェがその現実にヒステリックに泣き叫ぶところを慰める姿は本当に優しくて、泣きそうでした。「僕の可愛い奥さん♡このキスどこからくる?こっちかな?…あっちからもくるね♡ほ~らキスキスキス♡」と、貧乏&病魔に蝕まれていく中でも、コンスタンツェに暴言を吐くことはなく、「ごめんよ…」と言いながら抱きしめ、慈しむ姿は悲痛でありながらも美しかったです。やがてコンスタンツェは出産しましたが、この生活環境では赤ん坊を育てていけないと感じ、温泉へ休養しに家を出ていきます。このあたり、彼女はモーツァルトを愛しつつも、現実主義であり、強さがあるなあと感じますよね。愛する奥さんに出ていかれ、またも自暴自棄になるモーツァルトは、サリエーリに唆され、絶対題材にしてはいけないものをテーマに、オペラ“魔笛”を作ってしまいます。ただ、この“魔笛”の酒場での演奏会シーン…桐山モーツァルトとしてはわたしがビジュアル的に一番かっこいいと思ってしまったシーンであります。アルコールで目もうつろになってはいるのですが、ビジュアルがとにかく…超、いい!!!!計4回観ましたが、やっぱり“魔笛”の照史くん一番かっこいい…と毎回双眼鏡覗きながら内心、ムリムリかっこいいよえーんと咽び泣いていました。シーン的にはかなり深刻な場面ではあるのですがね…。ビジュアルがいいんだもんしょうがない。←

 

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これはリハですけどね、超かっこいいんだよね…。。。

 

かくして“魔笛”が原因で社会的に完全に抹殺されてしまったモーツァルトですが、憑りつかれたように、灰色の仮面の男に依頼された曲を書き続けていました。その灰色の仮面の男の存在が夢か現実かももう分からなくなっていたモーツァルトの部屋に、サリエーリが灰色の仮面をかぶり、訪れます。一体どんな曲を書いているのか、と、モーツァルトが怯えている存在にわざわざ成りすまして、モーツァルトに招きいれられ部屋に入るサリエーリ…ストーカーにもほどがある…ヤラカシかよ…と思ったことは内緒にしておきます。サリエーリ扮する灰色の仮面の男が譜面を読んでいる間、自分の過去を「あ~あ…あんなに順調に始まったのになぁ…僕の人生…」と天才児として周囲の人間から愛されていた時代を振り返るモーツァルト、これがまた切ない…。「どうしてこんなことになってしまったの?僕がそんなに悪かったですか?教えてください!」と悲痛な叫び声をあげるモーツァルトに、そろそろわたしの精神力も限界を迎えようとしていました。辛い…自担のこんな姿…辛すぎる…!!

 

そして譜面をビリビリに破いて、「我々は神に毒を盛られたのだよアマデウス…」と吶々と語り始める灰色の仮面のサリエーリ。モーツァルトも、目の前の男が幻でないことに気付き、恐る恐る仮面を外します。

 

「ッ…サリエーリッ!!!!」

 

そう、初日と2回目はハっ…と驚くような顔で後ずさりして口を手で抑えるほど衝撃を受けるという感じの演技だったのですが、わたしが観た3回目と4回目(大千穐楽)では、その驚き方が違っていました。

 

「サリエーリ………」 

 

酷く色の無い声で、ただただ絶望だけがある声でした。演技を変えた理由はわかりませんが、モーツァルトが「やっぱりお前は僕に何かしてくると思ってたよ…僕の才能を少しでもわかってくれるのはお前だけで、ちょっとくらい信じたかったのに」という…最後の最後の望みのひとかけらをぶっ壊されたような絶望感が表現されたんじゃないか…と勝手に想像してしまいました。全然…見当違いかもしれませんけど。

 

貧乏と病気で弱り切り、味方も誰一人いなくなり精神的にもボロボロになってしまったモーツァルトでも、その音楽の才能だけは衰えず、自分はどう足掻いても絶対に敵わない存在であるということがわかったサリエーリは、モーツァルト、君にできることは死ぬことだけだと言い放ちます。「死ね!死んでくれ!わたしの前からいなくなってくれ!私をひとりにしてくれ!ひとりに!!ひとりに!!ひとりにっ……!!!」その狂乱ぶりに怯えきって机の下に潜り込んだモーツァルトのいる机を乱暴に叩きます。もうやめて…やめてよ……と自然と涙がこぼれていました。こんなの辛すぎる…と目を覆いたくなるような光景が繰り広げられる中、遂に、モーツァルトの精神は完全に崩壊します。

 

「パパーーーーーーーーッッ!!」

 

「パパ?」

 

「どこなのパパ?…」

 

そして完全崩壊したモーツァルトは、

サリエーリが自分の父親に見えてしまい、本当に嬉しそうにします。

心から愛し尊敬していた、モーツァルトにとって絶対的存在のお父さん。

 

「パパぁっ!…ねぇ…パパ抱っこして…抱っこしてよぉ…その手おろしてくれたらさ、そこに飛び込むからさ…昔よくやったじゃ~ん。ほら!ほっぷほっぷじゃーんぷ!」

 

「ねぇ、キスの歌うたお?覚えてる?」

 

キスの歌を歌い出すモーツァルト。もうわたしの涙腺も崩壊していました。このキスの歌を歌うモーツァルトの声が純粋な子どもの声で、楽しそうなんだけども、劇場に響き渡る歌が本当に切なくて切なくて…。愛し愛されていた筈の人間に尽く裏切られ、最後に神様に助けを求めるも、サリエーリに「神は君を愛してはいない!」と言われ…。絶望から逃れるように精神的に崩壊し幼児退行してしまった…。あの彼の声は、天才だと思いました。これはわたしが桐山担だから思うのかな…って思うところもあるのですが…、あんな難しい演技を目の前で演っていることに対しても感動して、毎回このシーンで泣いていました。照史くんの歌唱力と高めのあの声があったからこそ出せる雰囲気だったと思うんです。あなた本当にすごいよ…。

 

そして、サリエーリと、父の幻影をサリエーリに重ねてしまったモーツァルトが抱きしめあいます。ここのサリエーリの、幸四郎さんの顔がとても切なかったな…。神が才能を与えたモーツァルトが自分の手により崩壊し、最後は自分にすがるように抱きついてきた…それは神に勝利したことと思ってもいいのに、サリエーリは全然嬉しそうではなかった。寧ろ悲しそうに見えた。その表情を見て、わたしはハっとしました。

ここまで神とサリエーリとの闘いを見てきたつもりでいたんだけれども、いやまあ闘ってはいるんだけども、これってただ、サリエーリの行き過ぎた嫉妬心と、サリエーリ自身の理想と現実のギャップに自身の精神が耐え切れなくなっただけなんだ…と気付いたから。でも、サリエーリは毒を盛られているので(結局のところサリエーリも梅毒によって頭がおかしくなってしまったといわれているので)ただそれだけのことだとは思っていないようだけど。演劇評論家の方が「アマデウスはとても普遍的な人間ドラマ」と書いていたけど、まさにその通りだなと思いました。“神様はなんて不公平なんだろう”ということば、よく耳にすると思いますが、人は自身の理想と現実のギャップがあまりにも大きくなったとき、葛藤の苦しみから少しでも逃れる為にそれを神に責任転嫁してしまうのではないでしょうか。だってそこには誰のせいとか…誰が悪い…があるわけではないからね。それが音楽の美しさと共に芸術的に描かれたのが「アマデウス」なんだろうね。

 

 

 

 

 

完全に精神崩壊したモーツァルトの元に、コンスタンツェが帰ってきます。

病気もかなり進行しており、心身ともに最悪な状態まで脆弱してしまったモーツァルトに優しく話しかけるコンスタンツェ…。でももうモーツァルトの目に光はなく、コンスタンツェが必死に語り掛けても、もう、彼の耳には届いていないようでした。

 

「わたしといて楽しかったでしょう?」

 

演じた大和田美帆さんも好きだと言っていたセリフ、わたしも好きでした。確かに、コンスタンツェといるときのモーツァルトは本当に楽しそうで、父親を失い、人間不信になっていくモーツァルトが唯一信じて愛せたのもコンスタンツェでしたからね。だからこそ、大好きで大切だった奥さんの声も、もう聞こえない状態にまでなってしまった彼の姿に、ここでもわたしは涙が止まりませんでした。そして、彼が楽譜を書き留める為に持っていた羽ペンが手から滑り落ち、彼が息を引き取ったのだと、観客は察します。羽ペンを持ち出したのも、多分公演半ばくらいからかな?初日はなかった気がする。あったらごめんなさい。正直初日泣きすぎてあまり前見れてないから(笑)

千穐楽では、彼も泣いていましたね。息を引き取った後、目からスゥッと一筋だけ涙が流れたのが印象的でした。最後だから…という感情がこもったのかもしれませんが、これが演技なら、相当凄いなあと思う。

 

 

サリエーリの独白が終わり、夜明けが。

自分が犯した罪に苛まれ自殺を図るも、

それは失敗に終わりますが、その後、

 

「名もなき人々を わたしは許そう」

 

と言います。自分は理想と現実とのギャップ…そして嫉妬、凡庸である自分が許せずこんな風になってしまったが、こんな風にならなくていいんだ、と。どれだけ凡庸であろうとも、他の何でもない、わたしはわたしであるから、そんな自分自身を認めてやればいいんだと。それが難しいのであれば、わたしが許してあげよう…と、最終的には自分自身をゆるしてあげられない人々の守護神になろうとしてくれます。サリエーリもきっと自分自身を許してあげたかったんだろうね。我々を許すことで、自分も許すことになるのだと…。最後、いのりのことばを含め語り掛けてくれたサリエーリのことばは、苦しそうでしたが優しかったです。わたしは、わたし自身のことを結構気に入っていますが、自分のことすべてまるっとを認めて受け入れられているわけではないので、この舞台を通して、こんな自分でも、認めてやるか…許してやるか…と思えるようになったかな。

 

カーテンコール。

毎度毎度、照史くんの動作と表情に癒されていましたが、大千穐楽は、照史くん泣いちゃって、わたしも泣いちゃった(笑) カンパニーの人たちに支えられてここまでこれたということ、プレッシャーもあったけど、それがあったから乗り越えられたという感謝の気持ち、完走できたことへの安堵感がすべてあの涙の中にありました。今回は泣かないかな~と思ってたけど結局泣いてて…でも、わたしが今まで見た涙とはまた違う涙でした。

 

 

もうどう表現していいかわからないから、このツイートで察してください(笑)

すべてを今丸投げしましたが、わたしには到底知ることのできない部分でたくさん苦労もしただろうし、本当に大役で本当に大変だったと思う。だからこそね、わたしもグっときちゃいましたよ。でもね、ツイートにも書いたけど、本当にかっこよかったんだよね。めちゃくちゃかっこよかった。この人を好きになってよかったってまた改めて思えました。底なしの伸びしろの演技力もすごかったですが、共演者の方に「尊敬する」と言ってもらえるような人、本当に凄い人を好きになっちゃったって思いました。そう思わせてくれる桐山照史くん、マジであんたは最高や。

 

本当にお疲れ様でした。

すぐ次の仕事始まってるけど、

それもまたありがたいことだね。

更にステップアップした姿、

これからも楽しみにしています。

 

というわけで、これにて舞台アマデウス備忘録という名の、考察もどき兼感想ブログを終わります。結果12,000文字超えというMyojo1万字インタビューもびっくりマジ卍(万字)~~~状態のダラダラ文章を、長々とここまで読んでくださったあなた、最高や。本当にありがとうございます。またアマデウスについてみなさんと語りたいなあと思ったりもなんかして…。とにもかくにもありがとうございました!照史くん大好き~!

NEWSとNEVERLANDが大好きって話

あの日から 10 日以上が経過した。

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「 NEVERLAND に行ってきます!」と、 4 月に職場や友人たちに告げ、「 6 月中旬には帰国するんで~」と迂闊な発言をしてしまった。

職場の部下には「もう終わってますよ」と言われ、後輩には「早く帰ってきてください」と言われ続けたのがここ 10 日間のハイライト。いや、できることならわたしも帰りたい。ただ、帰れないのだ。出口が見つからないのだ。ふとした瞬間に NEVERLAND のあの空間を思い出しては微笑んだり胸が苦しくなったり涙してしまうのだ。ただのヤベエ奴であることは自覚している。きっと、カラダはこちら側の世界に戻ってきたのだけれども、魂だけは向こうに置いてきてしまっているに違いない。確かに 6 月 11 日、閉園した NEVERLAND に背を向け、東京ドームに戸締りしてきた筈なんだけどなあ。こんなはずではなかった。ツアーが発表された年始にはこんなことになるとは思いもしなかった。

 

「とりあえず 2 回くらいは行けるといいね」

ツアー申込の前、わたしと友人の会話の一部抜粋である。

いつそんな話をしていたかは覚えていないが、結果をご覧いただこう。

 

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おかしいな。

いや全然おかしくはないけれども。

運の神様に味方して頂き、相方はじめ交換してくださったフォロワーさんのおかげで、終わってみれば 7公演参加することが出来た。感謝しかない。

 

思い返せば、本当に色々あったライブであった。特に自担に関するアレソレ…。そもそもわたしはスキャンダルとか、ネット上でのそういういった噂に関して、罪を犯したわけでなければ、悶々とタレントに対して思う方ではない。もうちょっと上手くやった方がいいかもね~なんて思う場合もあるが、目に見える範囲で舞台上で元気に仕事してくれてりゃ笑ってそのまま流してしまうタイプの人間なので、今回の件についてのネット上の様々な意見も流してしまえればよかったのだが…。

 

まあ…絶句した。

 

何が一番驚いたって、自分が好きになって、好きだから選んで応援していたであろうタレントを、それはもう見事なまでに叩きまくってクズ呼ばわりしていたことだ。“貶し愛”というものがあるが、苦手な方もいるが、そこにはまだ愛があるとわたしは思っている。しかしわたしが目にしたものたちには愛なんてなくて、“ファンだからこそ”の文言がついた名誉棄損も甚だしいくらいの醜く酷い言葉の暴力をふるっているだけだった。

勿論、言いたくなる気持ちも解らないわけではない。考え方は人それぞれだと思うし、やはり応援しているタレントに対して不満が起これば文句言いたくてぶつける場所が欲しいこともわかる。ただ、何故それを、彼のファンである人 ( 彼のファンだった人 ) が、鍵もかけず愚痴アカウントですと堂々と自己紹介し、彼の名前で検索したらすぐ出てくるような状態にしてタレントをズタボロに叩いているのか…。それが本当に本当に驚いたというか、ショックだったというか、理解に苦しんだ。

自分が今まで応援してきたグループ ( 各々多少スキャンダル経験済 ) で経験したことがなかった出来事が、目の前で起きていた。色んな考えを持ったファンがいて、それぞれ表現方法も違うのだから気にしちゃいけない…と、そのつもりではいたが、自担がボロクソ言われて気にしないでいられるほどわたしは精神的に強くなかったので、やはり結構落ち込んだ。自分的初日は 4 月 9 日の福岡公演だったのだが、楽しみな気持ちが殆ど占めていたものの、残りの気持ちは恐怖であった。もしわたしの隣や周りの席にそういう考えを持った人がきてしまったら…自担に心無い言葉がかけられたら…。そう思うと本当に本当に怖かった。

でも、そんな不安は一瞬にして振り払われた。オープニング映像で 2 番目に映る彼。大きな歓声が上がった。心底ホっとした。嬉しかった。わたしは彼に堕ちてからまだ間もない所謂新規ファンだ。それでもこんなに怖かったのだ。長年彼を見ている方はきっともっと怖かったんじゃないかなあと思う。

また、彼の誕生日前日の静岡公演は、彼の生誕を祝うことばで溢れていた。とても幸せな空間だった。「おめでとう」等の団扇を向けられそれに応える彼の笑顔は本当に輝いていて幸せそうだった。ああ…守りたいこの笑顔…。そう思った。

和歌山公演ではスタトロ最前列という神席に入らせて頂き、この日の為に作った団扇を持った。相方も持ってくれた。最前だし小さい文字でも読めるっしょ!と小さめの文字にしたら、トロッコの高さは最前からだととても高かった ( 笑 ) うわ~意外と距離ある~~これ無理ゲーかもしれない…と思った。しかし彼は、ちゃんと団扇に書かれた文字を読もうと…限られた時間で読もうと、顔をこちらの方に出来るだけ近付けじぃっ…と見た。そして口パクでそれを読んで頷いた。嬉しかった。所謂ファンサではないかもしれないが、書かれた文字を読もうと…というか実際読んでくれたのだけれども、その一生懸命な姿勢に感動した。トロッコが過ぎて行った後の彼も、団扇の文字を出来るだけ多く見ようと手を振りながら目をこらしていた。ああ、この人を好きになって良かったと思った。

そして、東京ドーム。

「ニャン太」と「恋を知らない君へ」の涙。

そして最後の挨拶での涙。

同じ涙ではないと思う。最後に出てきたときの涙はもらい泣きだと本人や彼の相方は言っておりましたが、実際どうなんだろうね。愛猫を思い出して泣く姿も、恋知らとフルスイングで感極まって泣く姿も、最後メンバーの涙につられて泣く姿も、見ているこちらとしてはこみ上げるものがあった。好きな人には笑っていて欲しいというのが一番の思いなので、できれば涙を見る回数は少ない方がいい。それでもエモーショナルに涙を流す彼を感じられたことは、わたしの中ではかなり尊い経験が出来たと思う。

東京ドームでの最後の挨拶のとき、彼は泣きながら頭を下げ、中々あげようとしなかった。このツアー期間中色々あったことに対しての謝罪とか感謝の気持ちとかそこにすべてが詰まっているようにわたしは感じた。謝罪…って別に悪いことしてないんだけどね。まあ不安にさせてしまったことに対して彼なりに思うこともあったのではないかとわたしは思っている。真相は知らないし、別に知る必要もないかなと思う。だって彼は…彼らは、ステージ上であんなに輝いていて、プロとして素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。もうそれだけで充分だ。

 

様々な出来事と様々な感情が交錯する中、結果として、最後の挨拶踏まえ、公演を重ねるごとにどんどん彼への好きの気持ちが重く積み上がっていったライブだった。言葉にすると安っぽく聞こえるかもしれないけれど。もう、そうとしか表現できない。自分の語彙力の無さが悔しいが、それ以外言葉が今のところわたしは見つからない。幸せだね、お花畑だね、って言われるかもしれない。でもそれで全然いい。だって好きなんだ。勝手に選んで勝手に好きになった。わたしは、彼が、小山慶一郎が好きなんだ。

 

と、まあつらつらと小山さんに対して思ってたことを語ってきましたがここからは NEVERLAND についてぶっ飛ばして感想をぶつけたいと思います。まずは大声で叫ばせてください。

 

 

 

 

 

 

NEVERLAND 最高おおおおおおおおおおおおお!!!!!!

 

 

 

 

 

まずはオープニング!

まさかさあ!会場入ってステージ見たときに散らばってた歯車みたいなセットが集合して汽車になるなんて思ってないやん!!!!噓でしょわたしたちどこに連れていかれるの!?てなるやん!!!!いや知ってるよ!わたし「 NEVERLAND 」って書いたチケット持ってきたもん!!!それでもこれからどうなっていくの~!?って良い意味で不安になりながらドキドキと待っているわけですよ。そしたらよ?センステで汽車止まったと思ったら、また汽車が分解してセンステを囲み出してさあ…、センステ上がっていきますやん?いやいや出てきますやん!!!そこから絶対 NEWS 出てきますやん!!!!わかってんだけどさ、どうやって出てくるかドキドキしてたらさ、出て来たー!というか、我々が彼らに出迎えに来てくだすったー!!!

煙上がるわ炎上がるわ水は上から降ってくるわで…最初見たときさ、アリーナクラスでここまでの演出できるのか…ってめちゃめちゃびっくりした。“ FIRE   WATER   RAY   DANCE   SOUND   MAGIC   LOVE  ” 7 つの驚異準備してそこで待ってくれてたよ NEWS ーーー!!! NEVERLAND 開園~~~~~!!!!!

 

1 曲目の「 NEVERLAND 」で重厚に迎えられたと思ったら、 2 曲目の「アン・ドゥ・トロワ」でしっかり手を取って、初めての場所に来て不安げな我々を“ 見つめて 焦らさないで 抱きしめて ”しっかりエスコートしてくれるんですよお…。色々さ、 NEVERLAND の外の世界で抱えるストレスとかその他諸々の邪念がをまだ序盤なのでちょっと持ったままなわけ。でもさ、“ すべて脱ぎ去って踊ろう ”って言ってくれるの。えーん NEWS 優しい~~~;;ここでもう完全に NEVERLAND の住人と化すの巻。

 

“ 夢なら さめないで このままで ”

 

チクショー!何度思ったことかーーーー!!!!! ( ※ 7回です )

そしてここで慶ちゃんあざと可愛いポイント!彼のパートで「アーン・ドゥ・トロワ♪」するときに絶対両手で“3”やるの。ああもうこれ伝わらないからまた絵描こうそうしよう。いや絵でも伝わらねえわこれきっと。みんな円盤買って ( 横暴 ) 。小山さんが少しでも気になる方がいたらここで絶対オチると思うわ。理由?可愛いが過ぎるからだよ!!!!

 

あ~可愛いパートだった~とヘラヘラしてたらイントロダクション映像挟んでからの突然の  E   M   M   A  !!!

さっきまでニコニコニコニコして優しく手を取ってくれて踊ろう?って微笑みかけてくれてたと思ったらいきなり腰うちつけてくるわ「お前は悪い女」言われるわ感情が忙しいったらありゃしない!!!毎回毎回サヨナラまで 2cmの増田さんパートは会場全体が息を飲んで見つめてましたね。その後「ヒョワァァァァ~~~ /// 」ってあがるなんとも言えない声。わかる。言いたいことはわかるぞ!あの時間メチャメチャ好きだったな。

 

KAGUYA

メンステから花道を肩を並べて歩いてくるコヤシゲに何度エモさを感じたことか! ( ※ 7回です )

序盤では特に何もしてなかったくせに、途中から耳打ちで何か喋って笑いあったり、ツアー中盤から後半では肩を組んで歩いたり、挙句の果てには小山さんがシゲ様のほっぺにちゅーしようとしたり…オイイイイイイイイ今は昔コヤシゲといふものありけりってか!!?? ( ←どういうこと? )  結局コヤシゲのこの自由時間なんだったの!?大体小山さんがシゲ様に何か仕掛けることが殆どで、シゲ様は基本受け身だったんだけどもさ、小山さんがシゲ様に何かするたびに、満更でもないような嬉しそうな顔をするんですよ。あああああああこれがコヤシゲだったそうでした!!!(白旗)

 

そしてオープニングパートでメチャメチャ嬉しかったのが、「 D.T.F 」と「4+ FAN 」があったこと。ツアー始まる前、相方と何が聞きたいか談義で盛り上がっていたときに、この 2 曲もあげてたから、本当に本当に嬉しかった。「 D.T.F 」のコヤマスとテゴシゲの例のパートなんかはもう毎回叫んでた記憶しかねえ。Jr.たちと隊列組んでバクステに向かっていくフォーメーションもすごく良かった。ただのパーティーソングに聞こえがちだけれども、ここが NEVERLAND だよってことを忘れさせないようなダンス。考えられてんなぁって思ったよ。

そして「4 +FAN 」はさー!“ N EWS”コールずっとやりたかったからさーーーー!まじで!ま!じ!で ! 嬉しかったの!!!でもね、このコール言う直前でいーーーっつもコヤテゴがイチャイチャすんの!それに気を取られていたらもう「 N 」は終わってんだよ。気付いたら「 N 」終わってんの。だからわたし7公演参加したけど、半分以上「 N 」言えてない。コヤテゴ一生許さないから幸せになって

あ~~可愛かったな~~楽しいコーナーだったぜーー!!!ってしてたら次のコーナーへ。

 

あやめ

アルバムで初めて聴いたときは、なんじゃこりゃ…って感じで、これは相当理解するのに時間かかるぞ…って思ってた曲なんですけど、シゲ様のライナーノーツ読んで、聴きまくってライブで演出見て ( 演出についてはこれはシゲ様の特許だって言われてるけど、ほんとそう…誰もあんな発想しないよ最高すぎた ) 、また帰ってから聞いてを繰り返してるうちにどんどんどんどん好きになっていって、シゲ様の表現力が毎回上がっていくのを見て感じて、めちゃくちゃ大好きになってた。だから、東京ドームで 3 人があやめやりたくなった気持ち、めちゃめちゃにわかる。賛否両論あったけど、わたしもやりたかったもん。←

それくらいみんなあやめが好きなんだ。こればっかりは本当に許して欲しい。愛してるんだよあやめを。あやめもう生で観れないとか誰か嘘だと言ってよ…ってくらいあやめ鬱になってんだから。それくらい溺愛してるんだよあやめを。

 

そして「 Brightest 」今年の大型音楽特番で着て欲しい衣装 1 位に認定。あの衣装めちゃんこに好きだから、暑そう & 重そうですが、是非に!!!是非に着て!!!男性が着るスカート系衣装大好きだからーーー!!!装飾もそれぞれ違ってて…本当にもう世界の増田様…ありがとうございます ( 合掌 )

そして「シリウス」が聞けると思ってなかったから、今回聴けてこれも嬉しかった!「 Brightest 」→「シリウス」って流れ最高すぎでしょ考えたの誰すか。“  You are my Brightest  ”って歌った後に「シリウス」って…!我々を星のように輝く存在だと指さして歌った後に“ 結ぶ星座のように 君をずっと離さない ”だとーーーー!!!???重い!!!想いが!!!愛が!!!重過ぎる!!!でもそんなところが胸を熱くさせるんだよなあー NEWS ってグループは!!!たまりませんな!!!!

 

ニャン太

サビがわりと力要る歌い方だなあとアルバム聴いた時点で感じてて、生で歌うの結構苦労するんちゃうかなと思ってたけど実際そうだった。がんばれ~!って思いながら見てたなあ。でも、慶ちゃんが一生懸命切なげに声を絞るように歌い上げる姿が好きだなあと生で見て感じた。ぶっちゃけ歌唱力があるわけではない慶ちゃんが一生懸命歌ってるところ、毎公演泣きそうになりながら見てました。ええ、本当に素敵だった。ちょっと語彙力死んでますけど、素敵なソロだった。東京ドームで言葉詰まらせて涙を拭いならもしっかり歌い上げる姿も素敵だったよ。素晴らしかった。

 

そして「ニャン太」→「恋を知らない君へ」→「フルスイング」の流れ…。 全然違う 3 曲のようで、流れで聴くとめちゃめちゃ合ってた。特にフルスイングは、まさかここで!?!?感はあったけど、ニャン太と恋知らの切ない曲を良い意味で振り払うかのような曲に聞こえたの。もう会えない…消えないで…戻れるなら戻りたい……って願ってもやっぱり叶わない…って力を失いそうになるんだけど、それを力強く “ 立ち止まっていたとしたって そこで終わりじゃない ” って勇気づけてくれるんですよ。だからこの流れは本当に素晴らしいな、と、天才か、と。今回のこの 3 曲の流れについては最優秀賞をあげたいくらい。

 

で、さーーー!!!和歌山から慶ちゃんが「恋の ABO 」歌い終わった後、急に「 ABO の次は ABC ――――!!!」って叫ぶから、え??どういうこと??って混乱してたんだけどバカ!!!!「サマラバ」じゃーーーーん;;;;大大大好きな曲だったので、ほんまにほんまに嬉しかったし、また振付が可愛いんだこれがーーー!!!特にシゲ様の可愛さな!!!国宝級の美人がピョコピョコ可愛い動きしてるのってまじで兵器だよ。自担も勿論勿論勿論可愛かったんだけども、東京ドームではシゲ様ロックオンしてしまったーーー!!!ちょっとこれマルチアングルくれなきゃ困るほんと困る。お願いします JE 様。目が足りな過ぎたんだもの!どうか救済を!

で、その後の「 NYARO 」は毎度毎度自担が増田さんの腕をとってデートするからしんどい~~~~え~~~んコヤマス付き合ってる~~~~。ずっと圧倒的彼氏感小山は俺のオンナ感を出してた増田さんだったのに、わたしが見た中で 1 回だけ小山さんが増田さんの腕をとらなかったことがありまして。その時に増田さんが放った言葉にわたしは息をするのを忘れたのを今でも覚えている。

 

小山がいなぁい…

 

!!!!!?????

 

小山がいないから歌えなかったぁ…

 

ファッ!!??!!??今何と!!??何でそんないきなり甘えた出してくるの!?今まで圧倒的雄感振りまいてたのに急に捨てられた子犬のような声を出して…!その後慌ててそんな増田さんをハグする小山さん…。

 

え~~~んコヤマス~~~~~~!!!! ( 号泣 )

 

ORIHIME

Jr. を上手に魅せる素晴らしい演出だった。織姫と彦星が美しく舞うセンステ…。

リフターにメンバーがいるのにそっちも気になって気になって…クッソーこんな演出ずるすぎるだろ~~~って思いながらこれまた目が足りない状態で両方必死こいて見てました。花道を天の川にしちゃうところさすがすぎて言葉出ない。で、最後センステがせり上がって壁になって引き裂かれる織姫と彦星切なすぎて毎回「ウっ…」てなってたわな。でもなんと、オーラスではその壁があがってこなくって!!!!!

 

このようなツイートを先日しましたが、歌詞では会えてないんですよね。実際、オーラスでも手は触れ合ってなかったわけですし。でもそんなの…そんなのあまりにも報われない切ない…。だから、きっと、「もういいよ」の声がオーラスでは…最後の最後には少しだけ届いたんじゃないかって妄想に落ち着きました。こんなところでもエモさ出してくるとか…エモさに抜かりがなさすぎるぞ NEVERLAND 。

 

FOREVER MINE

ORIHIME 後の MC で NEVERLAND ではないような、緩んだ空気を一瞬にして締めたあの絶対的歌唱力。何回でも聴けた。まだまだ聴ける。バラードっていれる場所結構難しいってわたしは思ってるんですよ。いくら好きな曲でも、ヘタするとだれる時間になり兼ねないから。しかし彼の柔らかく伸びやかで体にスっと入っていく優しい歌声と曲調と曲の配置は完璧すぎてそんなことは全然なかった。増田さんすごい。

 

Silent Love 」→「ミステリア

衣装がーーーーーこれまた世界の増田様に土下座で感謝したい案件。小山さんにこう…回ったらヒラっとなる足長い人が着たら超ヤバいやつつけてくれてありがとう!!! ( さすがに語彙力なさすぎてドン引き )  シゲ様のストライプの衣装も最 & 高でしたし、テゴちゃんのシャツの胸元、ネクタイとかじゃなくてリボンなの本当に天才。あとミステリアはスクリーンに映った無限ループ慶ちゃん未だに思い出すから円盤にもちょっと映して欲しい ( 何を言っているか分からないと思うのでみんな円盤買って ) 。頭の横で手をクルクルさせる振付もよかった。ここの 2 曲はね、とにかく振り付けがめちゃんこ好きだったんだ…。

 

で、問題はここからだ。

東京ドームオーラス、

まさかの「 BYAKUYA

 

確かにミステリア BYAKUYA の流れ全然おかしくない!特に BYAKUYA はもう一生、生で観れることはないと思ってたので、個人的にはすごく嬉しかったし、特効使い放題でセンステがてんやわんやになってたのドーム公演って感じで良かった。最後爆発音聞こえた後に Jr. 倒れてたからまじで何があったんやーー!!!状態で思わず笑ってしまったんだけどもね ( 笑 )  まあ世界観ガチガチソングなので、ここで!その衣装で!歌っちゃうかーーーーって賛否両論はありそうな感じではあったけれども、わたしはこれはこれでアリだったと思ってる。確かに次曲さくらガールだもんね。まじどうした?って感じるかもだけど。アリアリ全然アリって感じだったよ。

 

I’m coming 」→「 BLACK FIRE 」→「バンビーナ

 

 

 

だから言ったでしょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!アリだって言ったでしょおおおおおおおお!!!!!!!まあ真ん中に BLACK FIRE あったんで流れってわけではないですけど、同じエリアでの曲だから間違いではないと思っている!!!

わたし的初日に、バンビーナ前奏テンテンテレレレ テテテンテレレレって流れた瞬間、思わず「ギャアアアアアア !!!!! 」と絶叫した。両サイド & 前後の皆様すみませんでした。相方の肩も力のままに揺さぶってしまいましたごめんやで相方。わたし実は NEVERLAND までに参加した NEWS のライブが、 DIAMOND のみなんです。当時担当は不在だったものの、とても楽しい且つ演出も構成もわたし好みのライブだったと思う。その中でも群を抜いてわたしの心に強烈に突き刺さった曲が「バンビーナ」だった。とにかく歌詞が…当時 JK だったわたしにはどえらく刺激的だった。そんな刺激的な歌詞なのにも関わらず、ダンスは特別に激しくエロティックに本域で踊るわけでもなく、歌い方が常に吐息混じりだとかいうわけでもない。ただ、それが逆にエロい。歌詞超エロいのにそこまで振付エロくないって逆にエロいわ刺激的やわ完全にオトしにきてるわ。当時 20 代前半だった彼らのバンビーナ…美恋魂で 20 代後半になった彼らのバンビーナ… NEVERLAND で全員アラサーになった彼らのバンビーナ…。そんなもんエロさ増すに決まってんだろバカ…。 30 歳の雄力全開の増田さんから発せられる「もっと感じさせてやるよ」にイかない人逆にいる?感じたわ。大いに感じた。女性ホルモン大放出したありがとうございました。

とまあ、バンビーナ大好き芸人なのでバンビーナばかりの話になってしまったわけだけれども、「 I’m coming 」はね、てごちゃんがずっとエロ可愛かった。カメラに向かってのキメ顔とかキス顔とかほっぺにちゅーしてのジェスチャーとか指クイクイとか、この人ずーーっと誘ってんだよ会場にいる全員を。こんの小悪魔ちゃんめ~~~!!!集大成のオーラスは、地方公演で勝手に「今日のあいむかみんぐ萌えポイント」として抽出した部分が全部詰まってたので、あれが映像化されるならもうほんと大歓喜。 ( 胴上げ )

 

チャンカパーナ」→「チュムチュム」→「渚のお姉サマー ( ドームのみ ) 」

地方公演ではスタトロでしたが、東京ドームではエレクトリカルパレード

ドームさ…「ファンの前でパレードしたい」っていう NEWS の希望の為に… 2 日間の為だけにあんなデカいフロートをスタッフさんが作ったのかと思っただけで涙出る。フロートだけじゃなくて、その後ろにつく Jr. たちが乗ってるものも夢の国すぎたし、また、 NEVERLAND の文字が刻まれたバルーンがそのまた後ろについてくるのも夢の国すぎた。

その後の「 weeeek 」は Jr. たちのポンポンタイムどちゃくそに可愛かった。 Jr. の魅せ方本当に上手い。

 

ポコポンペコーリャ

愛と平和の国 NEVERLAND の祭典の時に使う楽曲だなこれは、うんそうだそうだ。バグパイプの音が王国感半端ない。この選曲ナイスすぎるなって思った。

「きょうも たべる わらう だきしめる ねむたいよ」

平和か!

「あすは あすの メシがまってる いきてるってさぁ」

平和か!!!

「みんなで うたおう プペポ プペポ プープープペポ」

平和だな!!!!!

途中“ねむたいよ”で本当に寝ちゃう NEWS たち…あれは結局疲れたの?お腹すいたの?魔法の電池切れ? ( ←どういうこと? )  ミスター・インポッシブル!!!寝ちゃってるみんなが可愛すぎて説明あんまり聞いてなかったよごめん!!!!←

でも魔法のダンスで起こすくだりも、観客参加型のライブでめちゃめちゃ楽しかった。

そして寝ちゃうときなんですけれども、慶ちゃん絶対テゴちゃんの太ももに頭乗せて寝るの。テゴちゃんが寝たの確認してから太ももに頭乗せるの。しかもやんわりと。 Cawaii !!!!でも一番最後に寝るのに一番早く起きるのほんとママ。魔法で起きた後、シゲ様が真面目にシャカリキに踊る中 ( めちゃめちゃに可愛かった ) 、ふざけるテゴマスも超可愛かった。大阪公演のとき、テゴちゃんの手がまっすーの胸筋に引っかかるくだりは腹抱えて笑った。

銀吹雪が舞って、 Jr. たちがポンポン持って踊って、すーーーっごい幸せな空間だなーーーって思った。 NEVERLAND って本当に夢と魔法の国で幸せしかなくって細部までこだわってセットリスト組まれてて、終盤になっても尚多幸感しかなくて、最高 of 最高だった。

 

で、閉園の時間が近づいてきたよって小山さんに言われて、ついに汽車も迎えに来ちゃって、我々は NEVERLAND から退園しなくちゃいけないってなったんだけども、ほんと帰りたくないよお切ないよお…って…泣きそうになってた毎回。それでも自分に“「もう行こう」”と言い聞かせて心の涙を拭ってましたよええ。なんて演出に沿った歌詞なんだ…。曲だけ聴いたらメッセージソングに聞こえるけど、 NEVERLAND 内で聴く「流れ星」はまた別だったな。帰りたくないけど帰らなきゃいけなくて、でもきっと願い続ければ夢は叶うから大丈夫また会えるよって言われてるようで。ずっと目はウルウルしてたんですけど、“また歩き出すよ まだ歩けるだろ”って NEWS に言われたら、歩ける!!! NEWS にまた会えるなら NEVERLAND から出ても歩ける!!!そう思ったよね。ほんとわたしって現金な奴だわ。

 

退園した後、 NEVERLAND 内で撮影された写真等がスクリーンに流れるわけですよ。さっき歩けるって思ったはずなのに既に「あ~~楽しかったな~~~寂しいな~~~帰りたくないな~~~」ってなるわけ ( 笑 )  でも、そんな我々に対する、明日からもがんばれる応援歌が、 NEWS から捧げられる。

 

 

U R not alone

 

 

初めて NEVERLAND に参戦したときは、まず NEWS の熱量に圧倒されて、我々が求められたパートのところでわたしはうまく歌うことができなかった。でも、素晴らしい世界を見せてくれた彼らが求めてくれるものには応えたい気持ちもあって、それ以降は全力で、後悔のないように毎回歌った。特に東京ドームは本当に凄かった。歌ってない人が中には恐らくいらっしゃるだろうにしても約 5 万 5 千人がひとつになる瞬間ってなんなの?そんなことってある???あれだけ多くの人が同じ曲を一斉に歌って…しかも揃うって…改めて思ったけどほんと凄い。奇跡としか言いようがない。

 

毎日の仕事、自分が選んだ道だけど、やっぱりうまくいかないことも多くて、悔しかったりしんどい思いもたくさんして、なんとかやっていってるって感じで、本当にこのままでいいのかなって思うこともある。でも「この仕事やってて良かった」って思えることもあるし、さて自分はどうすべきか…ってなることも度々。大阪公演の日も昼まで仕事だった。しかも丁度トラブルも重なって本当にもう嫌だ…って泣きそうになったんだけど、なんとか片付けて大阪向かってる電車の中で「 U R not alone 」聞いたのね。

 

僕は誓うよ 一切引かないし 一切負けない

  自分で決めた道のうえ 全てをかけて 笑えるように やり抜くぞ

 

このフレーズ聞いて泣くしかなかった。電車の中でボロボロ泣いた。まじで不審者だったと思う。でもそうだよね!自分で決めた道だからさ!やり抜くしかないんだよな!しゃがみこんでしまうほどの痛みさえ!!!わきだして!!!かけだして!!!助走に変えていけるように!!!!!!!!!!きっと昨日までの自分が力を貸してくれるから、がんばれ自分!今から会いにいくぜ NEWS ~~~!!!!!!ってそう思った。

なんかね、本当に救われたんだよね。

ありがとうね NEWS 。

そんな曲を最後まで全力で歌えて良かった。

歌わせてくれてありがとう NEWS 。

(本当に元気出るのでよかったら歌詞だけでもご覧ください。)

U R not alone NEWS 歌詞情報 - 歌ネットモバイル

 

 

本編はそこで終了。アンコールなし。でも物足りないとか全然なくて、 NEVERLAND の世界観が最後の最後までブレずに終わっていくところが、セットリストも演出も緻密で考え抜かれてて素晴らしかったと思う。先日のテゴマスのラジオで、「アンコールをやらない、こういう演出もあるよってのが示せたんじゃないか」って言ってたけど、今回のライヴに関しては大正解だったと思う。それでも東京ドーム、ファンに呼ばれて最後挨拶だけでも出てきてくれてありがとう。メディアで取り上げられてた箇所はほぼあそこだけど、あの空気感は画面通してじゃ伝わらないと思うかな。伝えたくても伝えられない気がする。誰かがやろうって言ってたわけでもないのに、どこからともなく起こった「 U R not alone 」の大合唱。歌ってない人もいたと思うよ。でもね、ほんとすごかったの。すごかった。これしか出てこない。NEWSとNEWSファンの絆強すぎ。

 

何回も言うようでしつこいかもしれないんですけど、本当に色々あった中でのライブツアーだったので、話題が本編外の方へ行きがちなんですけれども、「 NEVERLAND 」というライブ本編の素晴らしさは忘れたくないし、後世に伝えていきたい。より多くの方に知って欲しい。だからみんな円盤買って欲しい ( 結果ソコ ) 。いやもうなんならわたしと一緒に観よう。観てくださいお願いします。てか今からアルバム買っても遅くないです!!!!

books.rakuten.co.jp

books.rakuten.co.jp

ツアーは終わったけど、 NEVERLAND の旅は永遠に続いてるから、是非聴いて。

 

あ~~~~出来ることならNEVERLANDから帰りたいって冒頭で言ったけど、もう帰れなくてもいいや ( 開き直り ) 。だってこんなに素晴らしい世界、帰りたくない。忘れたくない。まだまだ余韻は引きずり続けると思うけれど、上手くその余韻とお付き合いしていこうと思っています。

 

今、このタイミングで 4 人の NEWS を好きになれて良かったと、心から思う。昨年、わたしを沼に引きずり込んだ相方!ありがとうな!!!!!そしてあんな素敵な世界に連れて行ってくれた NEWS に心から感謝。多分まだまだ山あり谷ありなグループだと思ってるけど、応援させてくださいね!!!!!来年の 15 周年今から本当に本当に楽しみ!大好きだよ NEWS !!!

 

わたしの NEWS を愛する旅はこれからも続く!

 

 

お題「私のNEVERLAND」

 

 

☆番外編☆

KAT-TUNの楽曲が大好きな元Y&J会員現ジャス民が10Ks魂に行った話

※アテンション※

以下、タイトルにもあります通りちょっと拗れたジャニオタが先日の10Ks京セラドーム公演に参戦した感想を、KAT-TUNと同じ10周年を迎えるわたしが、個人的に応援しているアーティスト(notジャニーズ)の10周年記念ライブに仕事で行けなくなり、その悔しさをバネにして勢いで書いているものとなります。hyphenの方に「何言うとんねんコイツ」って思われるやもしれませんので、ここから先は自己責任でお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月20日、
京セラドームで行われたKAT-TUNの10周年記念ライブツアー、10Ksに参戦してきました。かなりかなり久々のKAT-TUNのライブでした。充電期間前の、とりあえず最後のライブだったので、発表直後からどうしても行きたいと思っていたら、心優しいhyphenの友人がチケットを譲ってくださいまして、行くことができました。(私信:柚さんほんとにありがとう!)

わたしがKAT-TUNに出会ったのは、「ごくせん」がきっかけでした。きっとこのドラマによってKAT-TUNのファンになった方も多いのではなかろうか。わたしもそのうちの一人。当時「ごくせん」が放送された次の日は、わたしの知る限り学校のクラスメイトほぼ全員が「おはよう」の次にくる言葉が「昨日ごくせん見た!?」でした。亀梨派、赤西派を筆頭に、もこみち派、小池徹平派…いやいや小出恵介一択だろ!なんて、学年の中でも派閥ができるくらいごくせんフィーバーしてたのを覚えています。そんな中、亀梨さんと赤西さんがジャニーズのKAT-TUNというグループの一員であることを知り、少年倶楽部という番組に出ていると知り、観、あまりのかっこよさ(楽曲もダンスも振舞いも)に度肝を抜かれたんですよね。
生まれつきスマオタ強火木村拓哉担の母をもつわたしは、当時ジャニーズ反抗期で、ジャニーズなんて…!と思っていましたが、やはり血は争えないのですね…。 かっこいいアイドルたちにたちまち心奪われ、気づけばKAT-TUNの虜になっていました。しかし姉と妹の熱はわたし以上に凄まじく、それに圧倒され、本当は大好きだったのにそれを家族に明かせず、10年という月日が流れました(ジャニーズ反抗期があっただけになんとなく家族に気恥ずかしくて言えなかったってのもある…変なプライド持ってる中学生だったんです)。

ただ、シングルもアルバムもちゃっかり全部録音し、姉と妹が買ったKAT-TUNのライブDVDをそれとなしに同じ部屋にいて興味無いように装って一緒に観てました。熱に上がり下がりがあった上、ライブも家族に内緒で1回だけ行ったことがあるだけでしたし、途中から関ジャニ∞に出会ってしまったこともあり hyphenという括りではないですが、ずっとずっと……なんと言っていいのかわかりませんが、「好き」という感情がアップダウンなくずっと続いてきた…というのが正しいですかね…「あって当たり前」というか。色々彼らの身にたくさんの出来事が起きましたが、それでもただ、KAT-TUNの楽曲が好きだ!!!というそういう10年間でした。

そんな、わたしにとって青春の思い出と並行線を辿っていたKAT-TUNが充電期間に入ると聞いて、これは行かねばならない!と使命感にも似た感覚になったんです。自軍以外にこんな感情を持つのはなかなかなくて自分でもびっくりでした。結論から言うと、本当に行ってよかったという気持ちしかないです。

では、かなり前置きが長くなりましたが、

ライブの感想にまいりましょう。

まず「GOLD」のイントロが流れた瞬間からテンションMAXで早速懐かしい気持ちに。海賊帆ライブのDVD映像が頭の中をよぎりました。そういえば「お前ら声ださねぇと命はねえぞー!!」なんて田中さんが脅迫してはったなあ……あなたは今どこで何して生きてるんかわたしは知らんけどなんて冷静な気持ちにもなりつつも、テンションMAXでした。
ステージセットは、まんま「船」なんですけど、ステージ上部に桟橋のようなセットが出てきて、彼らがそこに乗った瞬間、「ああ、今から我々はKAT-TUNが指揮を執るこの船に…“10Ks”という名の船に乗り込むのだな」と思わされました。
2曲目の「Real Face」で完全に乗船。
3 曲目「BIRTH」ラスト大サビ前の亀梨さんのソロパートで亀梨さんが「行くぞ大阪ー!!!!」(ニュアンス)と叫ばれまして戦闘準備万端。ピストル型ペンライトガンガンフリフリ。 お次の「THE D-MOTION」でKAT-TUNの世界に完全に引き込まれます。こんな色とりどり贅沢なレーザー使い見た事ねえよ!かっこよすぎかよ!船乗り込んで戦闘準備も出来たのにいきなり船上パーティー始まったからもう踊るしかない!体揺らし腰揺らす亀梨さんのセクシーなことセクシーなこと!!!!おいみ観ろよみんな!この人誘ってやがるぜ!!(双眼鏡片手に)

5 曲目以降も名曲が続きます。10年の間に出た数々の曲たちを聞く度に当時のことが思い出されたりして、1曲1曲ほんとに楽しかった。こんな聞きたい曲ばかりやるライブなかなかない。贅沢すぎました。

「PERFECT」は、過去に「一度きりのこの道だから そんなことで悩み泣いてもしょうがない」と、「気楽に笑ってた最高な日々に戻りたくなることばかり」のわたしを叱咤激励してくれた曲。そんな思い入れのある曲が過ぎ、次曲から雰囲気がガラッと変わっていきます。


「春夏秋冬」は、歌い上げる四季、春、夏、秋、冬に合わせて照明の色も変わり、世界観が美しかった。優しく切なくでも激しく…さあ次の曲へと続くと思ったら、突然客席に向けてKAT-TUNの3人が銃口を向けだしたので、何事かと。内戦始まったかと。おいおいさっきまで船上パーティーで一緒にパーリナイしたパリピ同士じゃないのか我々…と思いつつも死にたくないのでわたしたちもKAT-TUNに銃口を向け……今から銃の効果音あるある言うよ~~~銃の効果音あるある言いいたい~~~銃の効果音あるあるを~~~早く言いたい~銃の~効果音あるある~~~~“バキューン♡”

 

からの「DON’T U EVER STOP」。

 

ここからスクリーンに映る映像過去に戻っていく演出があるんですけど…。

 

なるほど。

 

なるほどね。(すべてを察した面持ちで)

 

乗り込んだ船で過去にタイムスリップしていくと。もう止まれないよ、と。From千葉じゃないファンもわかってるDon’t stop。運命はDon’t stop。なにこのセトリ考えた人神すぎひん?ねえ、このセトリ考えた人神すぎひん?(2回目)

 

からの、「MOON」だから、

ここでKAT-TUN楽曲厨は軽く1回死んだよね。

このセトリ考えた人神すぎひん?(3回目)

 

 

この曲に関しての時代背景はわたしの勝手な解釈でいくと現代ではなさそうだし、そういう過去の戻り方をまずするのねなるほど!と冷静に関心していたのもつかの間、「MOON」の神演出に度肝を抜かれるの巻。

 


まずライブが終わって率直に思った感想はこれなんですけど、後日悶々と考えていたら、今回のライブに関して解釈するとわたしの中では2パターン考えられる、と思いました。

 

この曲の中心というか、キーとなる歌詞は、

“ 生まれ変わっても抱きしめてね 同じ優しさでわたしを愛して ”

 

だと思うのですが、

それを踏まえて解釈をすると、

 

パターン1:現在のKAT-TUNが今は昔の禁じられた恋がテーマの曲を女性目線で歌い上げる曲。

パターン2:過去のKAT-TUNが現代のファンへのメッセージを歌い上げる曲。

 

の2パターンになると思うんですよね。

え?何?どういうこと?ってなると思うのですが、

まずパターン1からいきましょう。

歌詞からして、現代の恋愛を描いた曲のようには思えなかったわたくし。

そう考えてこの曲を解釈すると、「遊郭に身を置く女性(遊女)が、客の男を本気で愛してしまうが身分上どうすることもできない為、生まれ変わって遊女という身分を抜きにして彼に愛してもらうことを、月に毎夜毎夜懇願しているという切ない曲」なのですが、そんな曲をこのライブの演出では、マイクスタンドをその女性に見立て、その女性が感じた、愛する男の“優しさ”を、女性目線で歌いながらも自分たちは男役となり三者三様に表現しているといったところでしょうか。もしそういった意味があるとすればハイスキルすぎて脱帽するしか…。

しかしながら、生まれ変わっても遊女のときと同じように優しくしてなどと自分勝手な願いを述べる女性の様子を歌詞から読み取ると、亀梨さんはそのまま優しくマイクスタンドを押し倒してあげているですが、中丸さんはマイクスタンド放置でマイク外して歌いだして、上田さんは途中でマイクスタンド担いで荒っぽく扱い出して……でもそれがなんかドキっとしたというか…。「優しく愛して」言うて、自分らもそう歌い上げてるのに3人中2人はその女性の願いガン無視でした。でもね、それもひとつの男性の“愛の形”だとしたら…。優しくするだけが“愛”ではないということを表現されているのだとしたら………惚れてまうやろ。

次にパターン2の場合。

「生まれ変わっても抱きしめてね 同じ優しさでわたしを愛して」

この歌詞がそのまま過去のKAT-TUNからファンへのメッセージに思えました。

これからKAT-TUNは充電期間に入るわけだけれども、今現在もそうだけどKAT-TUNは何回も何回も生まれ変わってきたと思うんですよ。わたしはそれを外野…というかまあビジター席ぐらいから観ていただけなのでそんな深くは話すことはできないのですが、色々あった分その度に何度も何度も生まれ変わってきたと思いますし、充電期間を経てまた更に強く生まれ変わると思うんです。それでも、ファンに、「抱きしめてね」と。「同じ優しさでわたし(KAT-TUN)を愛して」と。SO PLEASEと。

わたし「MOON」でここまで考えたことないよ。単に和調ロックのメロディーがかっこよくてずっとお気に入りリストにいれてたけど、まさかここまで深読みしてしまうほどになってしまうとは…。これはこのライブに来たからこそ生まれた解釈ですこのライブに来られて本当によかった。妄想が過ぎるぞって言われるのはわかってます!ただこういう解釈もできるなあっ…ってずっとここ最近仕事しながら考えてました。仕事に集中せえよ。

 

まあ結論、こんな解釈を2パターンもご用意してしまうくらい「MOON」大好き芸人すぎてこのまま考え続けると先に進めそうにないので話を続けます。

まだまだ神セトリは始まったばかり。

 

続く「In Fact」に「NEVER AGAIN」に「僕らの街で」からの「KISS KISS KISS」。

最早キャパオーバー…ってくらい好きな曲ばかりが次々と披露されたのですが、「KISS KISS KISS」で、バクステに彼らが移動して踊ってるとき、見学席が明るくなって見えてしまい、関ジュがいて「あ!いるいる~」ってそこで一気に冷静になったんですけど、その中に何故かまっすー(from NEWS)がいて、冷静の中に混乱が生まれもう訳も分からず更にキャパオーバー…!まっすーに心乱されるとはわたしもまだまだです。

で、次が「Will Be All Right」でしょ?

ここで軽く2回目の死を迎えるわたくし。

ドリボのイメージがかなり強いので、死亡原因は「懐仮死(なつかし)*1」という感じ。

音源化されているものの歌い出しを担当されている方は残念ながらいらっしゃいませんが、亀梨さんの歌い出しも本当に伸びのある歌声ですごく心地よかったです。

 

で、ここでようやくMC。

 

MCは、とにかくとにかく3人が可愛いしかなかった。

KAT-TUNのライブDVDは何回か観てたのですが、楽曲厨なこともあり、あまり大きな声では言えませんがMCは飛ばすことが殆どでちゃんと見たことがなかったのですが、亀梨さんが中丸さんに構いたがる可愛いところとか、そんな亀梨さんからのいじりは許すのにファンからのいじりは許容できない中丸さんが脇2人に絶妙なツッコミをいれるところととか、それをニコニコしながらもよいところで入ってくる上田さんとか、観てて本当に微笑ましかったです。自軍のMCは腹抱えて笑う落ち着けないMCなんですけど(※褒めてます)、KAT-TUNのMCはほのぼのとして気持ちで観てしまうというか…でも中丸さんがたまに謎の行動をとってファンが笑う…みたいな。でもメンバーはそれに対して「え?なに?」って雰囲気になるというか…。うちの中丸いつもこんなだけど?みたいな雰囲気がすごく良かったです。丸メガネのサブカル男子み中丸さんすごいかっこよかったのにおじいちゃんみたいにメガネ外してお目目ごしごししてたのはそこは大いに笑った。3人は「探り合いのMC」って言ってたけど、わたしからしたら、8割方は完成してるようにも見えたよ。

MC終わって、ジャ○ネットのパロ映像挟んで神セトリ後半戦開始。

 

「RESCCUE」の演出、映像で3本の火柱が客席側に向かってくるんですけどその3本の火柱の前に3人がいるから、KAT-TUNがこちらに向かってきているような3D感…というか、うまく表現できないんですけど、とにかくこの演出もすごく良かった。余すことなく本物の火もいっぱい出てたしね。かっこよかったです。

 

何曲かまた続いて「White Xmas」。

曲が終わり、中丸さんのアップの映像が映し出されると共に現れる中丸雄一心の声の字幕には笑いました。「やってやったぜ!春に“White Xsmas”を!季節感など皆無!」って書いてたけど、うちのグループも年明けから4月までのツアーでずっとクリスマスソング歌っていたのでさほど違和感なく見れた…というか、クリスマスの季節感は上手く演出で作られていたので、自軍もそうだし、KAT-TUNも全然大丈夫というか、寧ろ素晴らしかったよ!と声を大にして言いたい。

その後の中丸さんのボイパコーナーも、ただボイパを披露するだけじゃなくて、客が目でも楽しめるように映像も面白く工夫してて…。こういう客を飽きさせない演出にはまたもや感心させられました。ていうか、中丸さんのボイパ技術、前々からすごいんだけど改めて生で目の前で観て、この人ほんとすげえな…と。再確認しました。

で、一通り中丸さんのコーナーがあったと思ったら背後からなんかかっこ可愛い生き物出てきてやばいよやばいよーー(CV.出○哲郎)状態になったんだけど、更にエセ関西弁使い出して絶対一般人がやったらイラぁ…っとするであろうエセ関西弁がもう超絶可愛かった。

「かわええやろぉ?」って猫なで声でぶりっ子する亀梨和也!hyphenの友人と事前にLINEしててその友人が「たまにあの子はキャバ嬢」って言ってましたが、わかる…わかるぞ…クゥ…イケナイ子だ!(どうした)

で、懐かしの中丸クリニック始まって再び「懐仮死」状態になるわい。

歯削られるバンパイア亀梨さんがベム覚醒しそうになったりそういう細かいところでも歴史辿ってくるというか…楽しませてくれてとてもよかった。で、最終的に亀梨さんが中丸さんの首筋に噛みついて、映像で数年前のバンパイア亀梨さんの当時の映像流れてまたもや「懐仮死」。ドラキュラの恰好のままで歌う亀梨さんの「Love yourself」の妖艶なこと妖艶なこと。

曲終わって、バンパイアはずりぃよ~~~ってなってたらバイクの爆音聞こえてきて「CHANGE UR WORLD」の前奏と共に上田さんがアリーナからバイクで登場!!!!なんやかんやで一番興奮したのここかもしれない!ドーム内をバイクでブオオオオオオンと爆走する上田さん!ブレーキかけたと思ったらロケットランチャー?ライフル?抱え出して発射。花道爆発。何もなかったかのようにまたバイクを走らせバクステに辿りつきどこからともなく爆弾?手榴弾?取り出してポイ!花道爆発。どういうことなのwwwww一通り爆発させた後歌い出して、ああなるほどね、上田さんなりの「CHANGE UR WORLD」ってこういうことかと。現状打破とはこういうことかと。物理的に現状打破を表現する人初めてみたけどね!最高!で何事もなかったようにまた去っていくところがすごい。

バイクと爆発の余韻が終わらないうちにまたまた名曲「STAR RIDER」のイントロが~と思ったら中丸さんが光を操りだした。めちゃくちゃあほほどかっこよかった。元々乏し語彙力が更に崩壊してきましたけど、ほんと贔屓目なしにめちゃくちゃかっこよかった。演出本当にすごいなと思いました。天井まで伸びるステージから伸びる太いレーザー本当に綺麗だった。スタッフさん仕事しすぎ。

 

「Going!」ではおっきい風船出てきて、めちゃBUMPのライブ思い出した。(笑)

まあ案の定スタンド下段までしかはねてなかったので遊べなかったんですけどね…チェッ!←

で、何曲か続いた後に、「TEN-G」!!!!!!!!!!!!!なんのDVDか忘れたけどひたすら観てたの覚えてる!(←じゃあDVD覚えとけよ)

事前にセトリ一通り観てたのに「え、この曲なんだ…」ってタイトル観て頭ひねってたんだけど、曲聞いたらすぐわかった。ここ一番の「懐仮死」状態になりました。どうがんばっても折れてくる中丸さんの天狗の鼻が気になって気になってしゃーなかったけど、楽しかった~。

 

目覚ましボイスの録音終えた後、また盛り上がる曲が続いてラストスパート。

Dead or Alive」も最高だったし、「4U」はファンが歌うパートもあって、なんかこっちまで泣きそうになったなあ…。「え!歌えるかな!?」って思ったけど歌えてしまったのがKAT-TUNの楽曲厨のわたくし(笑)

本当にKAT-TUNの曲は名曲しかないし、名曲の中の名曲を今回のライブのセトリにしてるから本当に今回のセトリは楽曲厨大歓喜でした。最の高。

 

で、さっきまでバイクで爆走して花道爆発させてた人が真っ白なグランドピアノ弾き出して始まったラスト曲「PRECIOUS ONE」。軽率に泣いた。でも周りのhyphenの方たちはもっともっと泣いてて、上手く表現できないのがもどかしいんですけど、なんで充電期間に入っちゃうんだろう…ってここで本気で思いました。悪いことしたわけでもないし、こんなにがんばってて、他グループ担のわたしにも素晴らしい独特の世界観で楽しませてくれて、こんなにもファンから愛されてて、本人たちもとても楽しそうにライブを作ってて…なのになんで…って。でもその疑問はその後の彼らの挨拶で、納得できるかたちではあったのですが…。

 

アンコールが「GREATEST JOURNY」から始まったのも、本当に良く出来たセトリだよ…。アンコールなのでセトリ…というのもちょいと違うかもですが。

「誰かのタメ」「あなたのタメ」「未来のタメ」。

自分たちのタメでもあるし、ファンのタメでもあるし、充電期間後の未来のタメでもあるし、色々な意味が含まれたこの曲は、リリース時は4人ではあったけれども、次の新しいKAT-TUNの代名詞とも言えるんじゃないかなあ。充電期間というのは、“旅”で、その“旅”は苦しいかもしれないけれども、それだけじゃないと思うし、きっと彼らにとって素晴らしい“旅”、曲タイトル通りまさに「GREATEST JOURNY」に違いないと思うんですよね。アップテンポで楽しく明日からも笑っていこうと思える曲。職場の有線でずっとかかってるんですけど、仕事中この曲がかかると本当に元気が出るから次の更新の際に消えていないことを祈るばかり。

 

で、「喜びの歌」を経て「Keep the faith」へといくわけですが、正直なんでこんなかっこいい曲が全然タイプの違う曲の間にくるのか、セトリだけを見た段階では疑問だったのですが、もう歌詞をしっかり聞いていたらここにもってくるのがベストだとわかりました。「keep the faith」の歌詞をここまでしっかり聞いたことが今までにあったかってくらい、ライブが終わった後もじっくり聴いてたんだけど、歌詞がほんとぴったりなの。氷室さんまさか未来予知して歌詞書いたんですか!?って思うくらい。もうすべての歌詞が今のKAT-TUNにぴったりだと思ったし、わたし的に、まあ感覚としてですけれどもこの曲はこのポジションがしっくりきたし、何より曲最後の歌詞、「夢見て 倒れて立ち上がれ すべて賭けるのさ」に鳥肌立ちました。恐らくこの充電期間は、彼らにとって大きな「賭け」ですよね。それでも「すべて賭け」る覚悟をもって彼らは充電期間に入る…。どうなるかわからないけれども、彼らは「不可能無し」ですきっと。充電期間後の期待しかありません。彼らのパフォーマンスを観ていてそう感じました。

 

さあそして待ってましたの「Peaceful days」!!!!!

もう全力でK!A!TTUN!やらせてもらいました。ものっそい楽しかった。

歌詞もまた今のKAT-TUNに奇しくもぴったりで…。そんな曲じゃなかったもしれないのだけれどもね。充電期間中のKAT-TUNの更なる進化「それだけがすべて それだけを望もう」。

 

そして、「君のユメ 僕のユメ」。

亀梨さんの力のこもった歌い方にグっときて本当に泣きそうになりました。若干涙目だったような気もしたんですけど気のせいかなあ…。

 

最後の挨拶では、彼らがどのような思いで今までKAT-TUNのとしてのグループ活動をしてきたとか、充電期間に対する想いとか、絶対テレビでは聞けないことが聞けたのがよかったなあ…。亀ちゃんがファンに対して少し弱さを見せたのもやっぱり、KAT-TUNの看板を背負い続けるプレッシャーとかがあったからだろうなとも思うし、中丸さんが「ファンのみなさんが離れていってしまうのが一番怖い」って言ってたから、他担ですけど、これからもKAT-TUNのことを応援したいって思いました。今回のライブDVDが出るなら絶対買いたいし、充電期間後がいつになるかわからないけど、上田さんの「なるべく早く戻ってきます。じゃないと、みなさん黄色い声援出なくなっちゃうから(笑)」ということばを信じて、待っていたいと思います。hyphenの方からしてみれば何を語っとんねんお前って言われてしまうかもしれないけど、わたしやっぱりKAT-TUNの曲がずっと大好きだし、今回のライブでKAT-TUNのこともっと好きになったし、なにより、ジャニーズ反抗期だった当時中学生のわたしを再び輝かしいジャニーズのアイドルの世界へと引き戻してくれたのは他のどのグループでもない、KAT-TUNなので、わたしにとってはかなり大きな存在であるんです。KAT-TUNがなかったらエイトにも出会えてなかっただろうし、ジャニーズWESTにも出会えていなかった(と思います)。まだまだこれからもKAT-TUNの曲を聴いていたいし、機会があればそれを素晴らしい演出と共にまた生で聴きたいです。だからわたしも、彼らの帰りを、ちょっと違う場所からにはなりますが、待っていたいと思います。

 

昨日の夜会を観て、hyphenの方が「人生の半分をKAT-TUNと歩んできた」とおっしゃってましたが、上記の通り地味にわたしもです。なので今日録画したやつみて泣いちゃったんですけど、わたしでもちょっと泣いちゃうくらいなのでhyphenの方たちは本当に寂しいと思ってるだろうし、それでも船を降りずに彼らの帰りを待つ覚悟は本当にすごいって尊敬もするので、hyphenの皆さんのことも応援したいなって思えました。身近にhyphenの友人もいますので、また語りたいな~て思いますし。

 

散々語りべしてきてどこで締めるかちょと迷い始めているのでこのへんで終わろうと思いますが、まあ結論この記事何が言いたかったかっていうと、KAT-TUNのライブを知らぬ者はジャニヲタ人生損しているから10KsのDVD出るか知らんけど出たらみんな買って観てくれ!なんなら観賞会開こう!そして充電期間から帰ってきたら盛大に祝おう!!!!ってことです。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

 

そしてありがとうKAT-TUN

BRAND NEW STAGEで羽ばたくあなたたちに祈りを込めて。

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因みに、大分熱量こめてこのブログを書いてしまった原因というか、冒頭で述べたKAT-TUNと同じく10周年を迎える方がこちら↓。加藤和樹くん。早く見つかれ。

*1:懐かしさのあまり一時的な仮死状態に陥ること